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刀・太刀(japanese sword)
特別保存刀剣、肥前國近江守忠吉(六代忠吉)
- 商品番号
- 2002
- 価格
- 1,250,000円(税込)
刃長 | 74.9cm 銘文:肥前國近江守忠吉 |
---|---|
反り | 2.0cm |
目釘穴 | 1個 |
元幅 | 約3cm |
先幅 | 約2cm |
元重ね | 約7mm |
先重ね | 約5mm |
- 説明
- 肥前国鍋島藩藩工肥前国忠吉六代目は、元文元年に生まれた。父である五代忠吉が存命中は、忠廣を名乗っていた。
五代目忠吉の次男で長男が早世したため、橋本新左衛門を継ぎ、正式に肥前嫡流の六代目となった。時代は寛政頃(約220年前)を中心として活躍し、寛政2年6月に近江守を受領する。
文化12年12月28日に80才で亡くなるまで一貫して、肥前伝統の直刃を墨守したが、父の代作に任じていた期間が長かったため、自身銘は少なく、貴重この上ないものである。
本作は、2尺4寸7分2厘と極めて長寸、加えて地刃に一点の破綻もなく焼き上げているのは、流石は嫡流と感動するような出来口である。小板目肌良く詰んで地錵が付き、綺麗な肥前刀独特の小糠肌となり、刃は腰の高い直刃にして匂口淡く、また荒沸表れ、地景からみ、もの打ちあたりはややのたれる。帽子延びて小丸に返る。 - 備考
- 本作は六代忠吉遺作の中でも最高の出来の一口です。肥前嫡流を初代よりコレクション目指している方には是非ご検討していただきたい一振です。
六代は新刀と新々刀の狭間にある刀工ですが、新刀以降の作品は肥前刀に限らず、茎(なかご)の保存状態が、評価の決め手ともなるもので、本刀の茎は、まったくオリジナルを保っており、錆び色、保存状態いずれをとっても合格点を遙かに上回っているといえます。
昭和60年代の藤代の最高の研ぎですが、若干経年なりのヒケ薄錆びがあります。しかしながら写真をみてもわかるようにまったく手を加える必要はありません
ショッピングについて
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